モッツァレラ・ディ・ブッファラとは
モッツァレラ・ディ・ブッファラはイタリアの南西部カンパーナ州で作られいます。ブッファラとは水牛乳を意味しており、モッツァレラが誕生した18世紀頃は水牛の物が主流でした。水牛は育てるのが難しかったり、採れる乳の量が少ないので希少価値も高く、値段も高くなってしまい、近年では、乳牛=バッカの物が主流です。しかし、モッツァレラの元祖はモッツァレラ・ディ・ブッファラであり、本物には原産地名称保護のDOPマークとカンパーナ協会のマークがついいています。
希少価値も値段も高いモッツァレラ・ディ・ブッファラの魅力とは
水牛は昔かた人々の生活の支えとなっていました。牛よりも沼地での行動に適している為、水田での労働力としても有用であり、とても優れた動物です。そんな水牛の乳は、多くの人々が飲用や加工用に利用しており、脂肪分が約8%と家畜の中でも最も多く、鉄分、ビタミン類、乳糖なども牛の乳よりも豊富に含まれているためたくさんの人々から重宝されています。その一方、水牛の乳は採れる量が少なく希少価値の高い乳となり、一般的に水牛の乳から作られたバターやチーズなどの乳製品の値段も高いことで有名です。値段も高い分味のクオリティーは高く、ファンが多い事も確かで御座います。
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